【レビュー】スピーディかつアクション満載なFPSゲーム「シャドウウォリアー3」の評価・感想

今回は、2022年3月1日にDevolver Digitalから発売された「Shadow Warrior3」のレビューをしたいと思います。

それでは、詳しく書いていきたいと思います。

概要

メーカー	Devolver Digital
発売日	2022年3月1日
プレイ人数	1人
ジャンル	アクション,FPS
CERO	Z
対応機種	PS4／Xbox One／steam

『Definitive Edition of Shadow Warrior 3』では日本的な神話世界を駆け巡り、ハイスピードな銃撃戦や切れ味の鋭い近接戦闘、華麗なフリーランニングが融合したウルトラバイオレンスな旅を楽しめる。サバイバルモードやニューゲームプラス、ハードコアモードで己のスキルの限界に挑戦しながら、噂のドラゴンには注意を払え！

『Shadow Warrior 3』は、崩壊した企業の将軍「ロー・ワン」と、かつての宿敵であった「オロチ・ジラ」が再び登場するゴア表現満載のFPSシリーズ最新作だ。永久の牢獄から解放された古代のドラゴンを奪い返すという信じられないミッションに、ロー・ワンは不本意ながら挑むこととなった。刃と弾丸が織りなすダイナミックな武器を駆使しながら、悪魔がはびこる大地で進むべき道を切り裂こう。

新たなシステムを搭載：ニューゲームプラスでは追加のチャレンジや武器スキン、報酬が手に入る。サバイバルモードでは迫りくる敵のウェーブに己の腕のみで立ち向かおう。ヒーローモードではさらに強烈なチャレンジが待ち受けている。チャプターセレクトを使えば手軽に再プレイを楽しむことが可能だ。そして、新たな難易度ハードコアでは『Shadow Warrior』史上最凶の戦いを体験できる！

システム

次に作品の特徴的だった点も紹介したいと思います。

武器

本作は、武器が７種類あります。近接武器の刀と遠距離武器が６種類あります。

遠距離武器には、リボルバー、ショットガン、アサルトライフル（デュアル）などの他のゲームでもよく見る銃から、グレネードランチャー、ブレードランチャー、レールガンなどの特殊武器もあり、多種多様です。

また、武器は収集アイテムを使用し、アップグレードすることで強化できます。

ゴアツール

所持している武器以外にも、敵にフィニッシャー（とどめの一撃）を決めることで、敵から奪えるゴアツールという能力や武器があります。

このゴアツールを使用することで、体力の条件を超えて回復をしたり、強力な武器を使用したりでき、戦闘を有利に進めることができます。

フィニッシャーを使用するには、画面左下にある金色のゲージを使用することで敵を一撃で倒し、能力や武器を奪います。

スキル

本作は収集アイテムを使用し、主人公の能力強化することもできます。

能力強化の種類は、体力の増加や格闘能力の強化の他、弾薬や体力回復、フィニッシャーゲージの回復が敵を倒した時にドロップしやすくするなど様々です。

次からは個人的に良かった点、残念だった点を紹介したいと思います。

良かった点

スピーディ、かつアクション要素満載

主人公が忍者ということもあり、ワイヤーアクションやウォールランなどアクション要素が豊富です。

ワイヤーアクションやウォールランを行うところが点在しており、ステージをどんどん進めていくのでスピード感があって楽しかったです。まぁ、アクション失敗したら即死したりしますけどね。。。

ゴア好きにはたまらない？ゴア要素が豊富

本作は、日本では規制されやすい、好きな人にはたまらないゴア要素満載です。

部位切断は当たり前、血や肉片が飛び散るのも当たり前の何でもありです。

武器で敵を切断していくのは、ある種ストレスの発散にもなりそうです。

キャラクターが個性的でユーモアがある

キャラクター達は個性的で、ゲーム内の演出などはギャグ要素が多いです。軽いノリが苦手な人はいるとは思いますが、私はハチャメチャなゲームの世界に統一感があって良かったと感じましたし、面白いと感じました。

悪かった点

ステージがわかりにくい箇所がある

ステージは一本道で、ワイヤーアクションやウォールランで敵を倒しながら次々と進んで行くのですが、場所によっては次に進むべき場所が崖の下であったり、見えない場所にあったりするので、立ち止まって次の進むべき場所を探す必要があり、折角のスピード感が損なわれてしまっているのが残念でした。

ストーリーが短く、クリア時間短め

１ステージがおおよそ３０～４０分程度でクリアできます。全部で９ステージありますので、ゲームクリアまで６時間ぐらいでクリアできると思います。

FPSゲームとしては、よくあるクリア時間かもしれませんが、オンライン要素のないキャンペーンのみのゲームとしては少し短く感じます。その点残念でした。

ボスというボスが少ない

ボスと呼べるボスは全９ステージ内に２体しかいません。つまり画像のボスとラスボスだけです。

それ以外にも大型の敵が新規でステージ毎に登場しますが、扱いとしては雑魚敵扱いで、ラストダンジョンではオールスター大量発生します。

画面上にライフゲージが表示されるユニークな敵は２体しかおらず、１ステージ毎にユニークなボスが欲しかったと感じました。

まとめ

クリア時間まで短く、ボスもあまりおらず雑魚ばかりの為、全体的にボリューム不足に感じました。

とはいえ、ユーモアありの個性的なキャラクターとスピード感あるアクションステージで敵をなぎ倒していくゲーム性は面白く、フルプライスでは高く感じるがセールなどで安くなっている時に買うのはありです。

セールなどで安く買えるタイミングで、FPS、アクションゲームをサクッとプレイしたい時に、シャドウウォリアー３を検討してみてください！