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【レビュー】「ヒンターベルグのダンジョン」の評価・感想

レビュー
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今回は、2024年7月18日にCurve Gamesから発売された「ヒンターベルグのダンジョン」のレビューをしたいと思います。

概要

メーカーCurve Games
発売日2024年7月18日
(PS5/PS4版は2025年6月26日)
プレイ人数1人
ジャンルアクションRPG
IARC12+
対応機種PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC

特徴

最初に、「ヒンターベルグのダンジョン」の特徴について紹介したいと思います。

剣と魔法のアクションRPG

「ヒンターベルグのダンジョン」は、オーストリアの架空の山岳リゾート「ヒンターベルグ」を舞台にしたアクションRPGです。

敵との戦闘は、剣と魔法によるアクションになっていて、剣では弱攻撃、強攻撃があり、魔法では爆弾やレーザーを出したりすることができ、ギミック作動や敵の弱点の攻略にも使えます。

また、「攻撃コンジット」と呼ばれる、所謂スキル攻撃で回転切りなどの攻撃もできます。

アイテム使用や回避・ジャスト回避などのアクション要素も、もちろんあります。

謎解き・ギミック

「ゼルダの伝説」シリーズを感じさせる作りで、ダンジョン内にはしっかりとした謎解きやギミックが用意されています。

魔法を活かした仕掛けが多く、魔法の種類も多いので多種多様な謎解きやギミックが楽しめます。

住人とのふれあい

町の住人や主人公と同じく観光で来た人と会話を重ねて絆を深めることができます。

旅先で出会った人々との関係性を深めることでスキルや装備の成長、町の施設が利用可能になったりします。

「ペルソナ」シリーズのような関係性を深める要素も本作の特徴で、探索と日常のバランスが心地よい作りになっています。

評価

個人的★評価

ストーリー4.0
グラフィック4.0
サウンド4.0
システム4.0
総合評価4.0

ストーリー

主人公のルイーザは、バーンアウト寸前のキャリアウーマンで、自分を見つめ直すために魔法が突如として解放された町「ヒンターベルグ」へやってきます。

旅先での出会いや交流を通して、「本当の自分とは何か?」を探す過程が、静かに心に響くストーリーとなっていて、社会や仕事、大きく言うと人生に対してのメッセージ性を感じます。

ゲーム全体通してストーリーは淡々と穏やかに進むため、大どんでん返しなど激しいストーリー展開が好きな人には物足りないかもしれません。

メインストーリークリアまでのプレイ時間は、20時間前後あります。

グラフィック

全体的に温かみのあるセルシェーディング風アートスタイルと多彩なダンジョンエリアの描写が綺麗です。

森林、雪山、湿地、岩山といった地形を冒険するたび、まるで絵本の中を旅しているような気分になり、フォトモードでの撮影欲も大いに刺激されます。

ただ、キャラクターのデザインは好みが分かれるところかもしれません。

サウンド

マップを探索している時は穏やかな自然のSEが流れて、セルシェーディング風アートスタイルの世界をより楽しく旅ができます。

戦闘の時は激しめのBGMが流れたり、状況にあったBGMが自然に流れてゲームを盛り上げてくれています。

ただ、基本的には穏やかな自然の中、旅をしているのでBGMは印象に残りにくいです。

音声はないですが、会話は喋ってる風SEが入っています。

システム

昼間はダンジョンへ探索、夜は仲間との交流という「ペルソナ」シリーズ風のシステムですが、時間制限がないので自分のペースで進めることができます。

ただ、昼間に仲間との交流ができず、強制的にダンジョンに向かわされるのが不便です。

また、ダンジョンにボスキャラの種類が少なく、ザコキャラを倒してクリアのダンジョンは少し物足りなさを感じます。

まとめ

いかがだったでしょうか。「ヒンターベルグのダンジョン」の評価・感想でした。

観光と冒険、日常と非日常のバランスが見事に調和したアクションRPGです。派手さやボリューム感よりも、丁寧に作られた世界を自分のペースで歩きたい、という人にオススメです!

気になっている人は是非プレイしてみてください!

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